【タロットカード】小アルカナ「ワンド」14枚の意味とキーワード
目次
タロットカード「ワンド – 棒」とは
木の棒が描かれているワンドのカードは、四元素でいえば「火」のエレメント。情熱や闘争心を表すカードです。建材、火起こし、武器など、さまざまな使い方をされる木の棒は、人類が最初に手にした衣食住に欠かせない道具。木の棒には、「生き残るため」「何かを手に入れるため」の意志や生命力が投影されています。
ワンドのストーリー
タロットカードの数札(ヌーメラルカード)や人物札(コートカード)は、全体で1つのストーリー(人間の成長や衰退)を表しています。
ワンドは理想の自分になるための意欲や強さがテーマ。1枚ごとに展開されるストーリーを知って、ワンドの理解を深めましょう。
エース〜10
ワンドのエース
新しいことを始める意欲が湧き、情熱に火がつく
ワンドの2
目標達成のために計画を練り、出発の準備を整える
ワンドの3
意欲はいっそう高まり、チャレンジが始まる
ワンドの4
チャレンジが成功して祝福と安らぎを得る
ワンドの5
課題や摩擦、闘争が生まれて、対策を練る必要が出る
ワンドの6
荒れていた状況が収まり、念願のものを勝ち取る
ワンドの7
有利な状況の中で、さらに高い目標に向かって戦う
ワンドの8
勢いに乗って一気に突き進み、目標に近づく
ワンドの9
負傷しながら目標達成したが、失う不安に襲われる
ワンドの10
欲を出しすぎると破滅することを悟る
コートカード
ワンドのペイジ
情熱を行動へと移すべく静かなる決意を固める
ワンドのナイト
夢を語り、周りを巻き込みながら情熱的に行動する
ワンドのクイーン
堂々と思いを語り、その姿が人の心をつかむ
ワンドのキング
向かい風を追い風にするほどの情熱で人を鼓舞し、導く
ワンドの意味とキーワード
ワンド一覧 | ||||
---|---|---|---|---|
エース | 2 | 3 | 4 | 5 |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
ペイジ | ナイト | クイーン | キング |
ワンドのエース. ACE of WANDS
「ワンドのエース」は、溢れ出る情熱を表すカードです。カードの中央に描かれているのは、人類にとってもっとも古い道具である木の棒(ワンド)。それを握りしめているのは、神の手です。そして、カードの奥に小さく見える白い建物は、目標の象徴。目指すべきゴールはまだ遠いのですが、新たな目標を見つけた喜びとそれを達成しようという強い意志を表しています。
正位置の意味
keyword
[意志]
新しい目標やチャレンジしたいことを見つけ、ピュアな情熱が湧いている状態です。ここで生まれるモチベーションにより、心身が成長し、世界が広がります。
逆位置の意味
keyword
[意欲低下]
モチベーションや物事の勢いが低下している状態を暗示。それは、本来は進むべきではない方向へと向かっているサインかもしれません。
その他キーワード
新たな目標/強い生命力/達成の意志/高まる情熱/モチベーション/挑戦できる/アイデアが湧く
その他キーワード
目標を見失う/どうでもよくなる/勢いが足りない/間違った方向に暴走している可能性
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 新しい恋/告白する勇気/情熱的な色気 | 身を引く/諦める/清算する/情熱の衰え |
仕事 | ワクワクするアイデア/新たな目標/意欲的 | 先細り/やる気不足/撤退/延期 |
対人 | 出会いがある/仲間と情熱を共有できる | 足を引っ張り合いをしている可能性 |
決断 | 目標や目的が明確であればOK | 決断する強さに欠ける。先送りして正解 |
ワンドの2. TWO of WANDS
「ワンドの2」は、現状よりも上を目指す意欲を表すカードです。カードの中央に描かれている人の手に乗っている小さな地球は、手に入れた成功の象徴。ひとつの栄光を手にしているのですが、それだけで満足しているわけではありません。成功という経験によって、「もっと上のレベルにいける」という自信が生まれ、情熱の象徴であるワンドを握りしめています。
正位置の意味
keyword
[勇敢]
すでにひとつの結果を出して、さらなるステップアップへの意欲や野心が湧いています。まだ動き出してはおらず、計画を練っている段階です。
逆位置の意味
keyword
[ハプニング]
自分自身の努力と行動で手にした成果を、予想外のハプニングで失いかけています。それによって動揺し、判断力が鈍り、得たものが無意味に見えることも。
その他キーワード
高い目標に向かう/勇気が湧く/次の展開へと近づいている/大きな野望を抱く
その他キーワード
思わぬ出来事/手にしたものを失いそうになる/計画が頓挫する/意欲的な作戦が浮かばない
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | アピールを工夫する/一緒に未来を思い描く | 別れの予感/興味が褪せてしまう |
仕事 | より高い目標/計画を立てる/評価される | 計画に無理がある/打ち切り/急な異動 |
対人 | 高め合える人がいる/協力者を得る | 連絡がつかない/態度が急変する |
決断 | 十分に戦略を練ってから決断を | 決断力不足に陥っている。先送りに |
ワンドの3. THREE of WANDS
「ワンドの3」は、目指すべき目標をしっかりと見据え、行動を起こすことを表すカードです。描かれているのは、3本のワンドと、そのうちの1本を握って海を眺めている男性。広い海には荒波が立つこともありますが、この男性は高い意欲でその向こうにある陸を見据えています。そして、機をみて船を出すのです。
正位置の意味
keyword
[幸先良し]
見つかった目標に対して具体的な計画が整い、いっそう意欲が増している状態です。そして、「今だ」と思えるタイミングをはかり、思い切って動いていきます。
逆位置の意味
keyword
[骨折り損]
準備が万端に整った…と思ったところで、予定が変更になったりタイミングを逃したりして、計画が水の泡になっている状態。肩透かしをくらっています。
その他キーワード
嬉しい知らせが舞い込む/期待が高まる/前向きな気持ち/協力を得られる/幸先のよいスタート
その他キーワード
計画通りにいかない/企画の中断/焦りが生まれる/予想外の展開に落ち込む/タイミングを逃す
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 結ばれる/発展/嬉しい連絡/期待できる | 失恋/片想い/アピールが届かない |
仕事 | ビジネスチャンス/契約を結ぶ/事業拡大 | チャンスが遠ざかる/後れを取る |
対人 | 協力者や理解者が現れる/共同作業が吉 | 連絡がない/関係は先細り |
決断 | 自分の感覚を信じて進んでOK | 無理に決断すると空回りしてしまいそう |
ワンドの4. FOUR of WANDS
「ワンドの4」は、自由と安定を手にした状態を表すカードです。大きなゲートのように描かれた4本のワンドの向こうには、嬉しそうに花束を持った手を振る人々が待っています。その奥に描かれている城は、豊かさの象徴。本当に手に入れたかったもの、そしてそれを共有して一緒に喜び合える仲間にも恵まれている状況が描かれています。
正位置の意味
keyword
[充足感]
心の安らぎ、自由を実感できる場所に辿り着くことで、チャレンジの成功を実感している状態です。現状にとても満足していて、心身ともに満たされています。
逆位置の意味
keyword
[怠惰]
現状に対して「まぁこれでいいか」と甘んじている状況です。それによって、たとえ満足できていなくても怠けたり、遊びすぎになったりすることも。
その他キーワード
よくやったという満足/喜びを分かち合う/のんびり休む/ひとまずの成功/ホッと一息つける
その他キーワード
受け身になる/改善しない/自分をごまかす/決められずにフラフラ/可もなく不可もなし
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | コミュニケーション良好/安心感/結婚間近 | 倦怠期/盛り上らない/ズレを感じる |
仕事 | 目標達成/休暇をとる/肩の荷が下りる | 慢心する危険性/自分に甘くなる |
対人 | ねぎらい合う/よい出会い/一家団欒 | 打てど響かず/小さないざこざが増える |
決断 | ハングリー精神を忘れずに決断を | 人の意見に流されて決めるのはNG |
ワンドの5. FIVE of WANDS
「ワンドの5」は、お互いに強い意志や意見を持ち、それを堂々と交わし合っている様子を表しています。描かれているのは、5人の人物が自分の身長よりも長い棒(ワンド)を手に競い合う姿。そこには、互いに蹴落とし合ったり騙し合うといったネガティブな感情がないことを、カード全体の明るい色合いが伝えています。彼らは、堂々とぶつかり合い、高め合っているのです。
正位置の意味
keyword
[切磋琢磨]
さまざまな考え方や意見があれば、摩擦も生じます。しかし、善き心で意見を交わし合えば、さらによいアイデアも生まれ、対策を立てることができるでしょう。
逆位置の意味
keyword
[打ち負かす]
意見を交わし合うのではなく、ぎゃふんと言わせたい、人を傷つけても勝ちたいという利己的な闘争心が生まれています。また衝突を恐れ妥協する状況を示す場合も。
その他キーワード
本音でぶつかる/正々堂々と勝負をつける/高め合う/勝負にこだわる/熱い闘志がみなぎる
その他キーワード
些細なことでトラブルが起こる/負けを認めさせたい/周囲に振り回されてる/妥協して引き下がる
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | ライバルの存在/話し合って理解を深める | けんかが続く/短所ばかり見える |
仕事 | ディスカッション/よきライバル | 仲間との摩擦/納得していないけど飲み込む |
対人 | 刺激を与え合う/反対意見もあると心得る | 結論の出ない会話/小さなことでぶつかる |
決断 | ハッキリ意思表示をして決断を | 折れるくらいなら決断は先送りに |
ワンドの6. SIX of WANDS
「ワンドの6」は、勝利の凱旋を表すカードです。白い馬にまたがっている男性が握っているのは勝利のワンド。祝福のリボンが結ばれたリースがついています。彼はリーダーであり、後ろには彼が率いる軍勢が続いています。勝利と栄光を手にしただけでなく、称賛を受け、名実ともに認められ、誇らしい気持ちを味わっているのです。
正位置の意味
keyword
[勝利]
努力したこと、そして成し遂げたことが、大勢から認められて大いに褒め称えられる。そんな嬉しくて誇らしい状況を伝えています。
逆位置の意味
keyword
[不満]
結果をみて不満が湧いたり、「もっと頑張ればよかった」と後悔したりする気持ちを表しています。たとえ周りから褒められても、自分は満足できません。
その他キーワード
目標達成/嬉しい知らせ/成功して注目を浴びる/達成感に浸る/努力がしっかりと実る
その他キーワード
素直に喜べない/こんなものじゃないはずだ/がっかりする結果/高すぎるプライド/劣等感が湧く
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 恋の勝利/嬉しい返事/告白がうまくいく | 勘違いによる失敗/満足できない返事 |
仕事 | 商談成立/成果を挙げて昇進/チームで勝つ | チームの足並みが揃わない/遅い進捗 |
対人 | 仲間が増える/意気投合する/手綱を握る | 返事がこない/裏切者がいる可能性 |
決断 | 自信を持って決断を下してOK | 焦った決断は後悔につながる。延期を |
ワンドの7. SEVEN of WANDS
「ワンドの7」は、有利な立場で孤軍奮闘する様子を表すカードです。崖の上でワンドを掲げる男性に、崖の下から6本のワンドが突き上げられています。人数ははるかに相手の方が多いのですが、圧倒的に有利な状況。優位な立場で自信をもって戦っていることを、広く描かれた青い空も伝えているのです。
正位置の意味
keyword
[主導権]
自分が物事の主導権を握っている状態、有利な立場から動かすことができる状態を暗示しています。運気の追い風が吹いてくるでしょう。
逆位置の意味
keyword
[不利]
どう考えても不利と言わざるを得ない状況で戦うことになる暗示です。厳しい立場や局面に、不安や迷いが湧き上がってくるかもしれません。
その他キーワード
主張できる/勇気を出して弱さを克服する/強い信念/有利な状況/自分を信じる/目的が定まる
その他キーワード
苦戦する/強いられる挑戦/覚悟できない/邪魔される/怖気づいてしまう/考えが混乱してしまう
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 大胆な行動で幸せを掴む/リードする | ライバルに先を越される/尻込みする |
仕事 | 上手な駆け引き/交渉が順調に進む | 意欲の減退/振り回される/負け戦 |
対人 | 強気に出る/味方を作ることが大切 | 争いに巻き込まれる/押しに弱くなる |
決断 | ハードルがあっても思い切って決断を | 決断を急ぐほどに優柔不断になる |
ワンドの8. EIGHT of WANDS
「ワンドの8」は、急速なスピードで物事が展開する状況を表すカードです。8本の矢が、同じ方向へと勢いよく放たれている光景が描かれています。雲一つない青空の下、ひとつの目的に向かって突き進む矢。考えていることと行動が一致していているからこそ、ものすごい勢いが生まれ、結果が出るのです。
正位置の意味
keyword
[ドラマ]
物事がスピーディーに展開していく状況を示しています。それは、予想もしなかったほどの速さで、その先には嬉しい状況が待っています。
逆位置の意味
keyword
[行き詰まり]
いけいけどんどんの勢いで進んでいたことが、予想外の問題に見舞われて急に行き詰まる状況を暗示。どうしてよいかわからない心境になる場合も。
その他キーワード
フットワーク軽く/急激な好転/ツキが巡る/即断即決で一気に進む/慌しくも意欲的に動いている
その他キーワード
足止めを食らう/物事が頓挫する/思わぬ壁にぶつかる/番狂わせ/喜ばしくないニュース
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 一目惚れ/熱いアプローチ/いきなり始まる | 急な心変わり/嫉妬心や独占欲に苦しむ |
仕事 | 急なオファー/一気に利益が出る | 押し付けられる/急に延期になる |
対人 | 突然のお誘い/一気に意気投合する | 裏切りにあう/口論が起こる/早とちり |
決断 | 即断即決がカギ。迷いは禁物 | 焦って決断せず。状況をよく観察して |
ワンドの9. NINE of WANDS
「ワンドの9」は、負けたくない気持ちや失いたくない気持ちを表すカードです。傷を負って頭に包帯を巻きながらも、安心できる状況ではなく、警戒している男性の姿が描かれています。手に入れたものを守るため、どんな状況になっても即座に対応するために、緊張しながら万全の準備を固めているのです。
正位置の意味
keyword
[用意周到]
ピンチや敵の襲来など、いつ何があるかわかりません。どんな状況になっても大丈夫なように、しっかりと備えておくことが大切です。
逆位置の意味
keyword
[慢心]
状況をしっかりと把握できておらず、楽観的になり過ぎている状態を示しています。中途半端さや自覚のなさを暗示して警告している場合も。
その他キーワード
用心深さ/危険に備える/準備を万端に整えることが必要/不屈の精神/見えない敵がいる可能性
その他キーワード
準備不足/上手に対応できない/同じ誤ちを繰り返す可能性/認識の甘さ/のんびりと構え過ぎ
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 身構えてしまう/ライバルを警戒する | 進展しない /待ちぼうけを食らう |
仕事 | トラブルに備えて/確認と準備は入念に | 準備したことを発揮できない/見通しが甘い |
対人 | 警戒すべき人がいるかも/強いプレッシャー | すれ違い/足並みが揃わない |
決断 | 決める前に十分な準備をしましょう | まずは優先事項を決め、準備してから決断を |
ワンドの10. TEN of WANDS
「ワンドの10」は、強い執着心を表すカードです。10本のワンドを運ぶ男性が描かれていますが、ひとりで抱えるには多過ぎて無理があります。ただこの男性は、へとへとに疲れ果てながらも、助けを求めることはありません。手放したくないという気持ちが強過ぎたり、自分にしかできないと感じていたりするのです。
正位置の意味
keyword
[執着]
強い執着心だけでなく、責任やプレッシャーを感じていることも示しています。周りを頼ったり、手放すものを選んだりする必要があるのです。
逆位置の意味
keyword
[解放願望]
状況や精神が限界に近づいていて、背負っている重荷を手放したいという願望が生まれています。また、本来は担うべき責任を放棄している可能性も。
その他キーワード
疲れ切っている/強いプレッシャー/余裕がない/責任重大/抱え込み過ぎている/頑張り過ぎ
その他キーワード
現実逃避/責任から逃れようとする/プレッシャーを抱えきれない/自分に甘くなっている可能性
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 嫌われたくない/義務感で付き合う | 別れ/責められる/相手を見捨てる |
仕事 | 過労に注意/相談や分担をして | 途中で放棄/責任感の欠如/トラブル続き |
対人 | 人の力を借りて/自分が悪いと思い過ぎ | とばっちり/八つ当たり/無責任な状態 |
決断 | 背負いこみ過ぎる可能性がある。先送りを | 考えがその場しのぎになっている可能性あり |
ワンドのペイジ. PAGE of WANDS
「ワンドのペイジ」は、未来に明るい希望を抱いている状態を表すカードです。描かれている少年は、とても純粋な人物。自分の身長よりも長いワンドを見上げている姿と雲ひとつない青空からは、未来に希望を抱き、「やればできる」と願望の実現を信じている様子が伝わってきます。また、メッセージを伝えようとしている姿でもあります。
正位置の意味
keyword
[吉報]
純粋な情熱が湧き上がり、「こうすればこうなるはずだ」と希望に胸を膨らませて熱中している状態を示しています。また、チャンスの到来も伝えています。
逆位置の意味
keyword
[気まぐれ]
反骨精神やその場の勢い、またはカラ元気で、大きなことを言ってしまっている状態を暗示します。純粋な情熱ではなく、反抗心で行動している場合も。
その他キーワード
やる気が満ちている/大きな希望/チャンス/素直さ/夢見る力/目の前にあることだけに熱中する
その他キーワード
移り気な状態/反抗的な態度/ひとりだけ暴走する/口先ばかりになる/自分勝手な状態
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 楽しい恋愛/出会い/駆け引きを楽しむ | 心変わり/気持ちを押し付ける |
仕事 | スキルアップ/高い集中力/チャンス到来 | 行動が伴わない/情報漏洩に注意 |
対人 | 笑顔が生まれる/元気で楽しい交流 | 人を見下す/秘密が明るみに出る |
決断 | 未来を信じて、願望に忠実な決断を | 面倒を起こさないためにも決断は先送りで |
ワンドのナイト. KNIGHT of WANDS
「ワンドのナイト」は、新天地に向かうチャレンジを表すカードです。ワンドを手に、躍動的に跳ねる馬にまたがる青年の姿が描かれています。アグレッシブで魅力に満ちた彼は、まさに今、新たな旅へと出発するところ。強い情熱を胸に抱き、誰にも抑えられないほどの勢いで自信をもって前に進んでいくのです。
正位置の意味
keyword
[熱血]
新たに挑戦したいものが生まれ、迷いなく踏み出していく状況を暗示。どうなるかわからなくても、とにかく動きたいという強い思いがあるのです。
逆位置の意味
keyword
[戸惑い]
望んでいない変化が起こることを暗示しています。その展開に心が追いついていかないことも。また、弱みを突かれて攻撃的になっている場合もあるでしょう。
その他キーワード
抑えきれない衝動/新たなスタート/わくわく感/チャレンジしたい/直感で動く/心機一転
その他キーワード
トラブルの予感/自分を見失う可能性/現状へのこだわりが強すぎる/決裂/不安定な状況
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 大胆になる/情熱的/熱い口説き文句 | 口論が絶えない/落ち着かない関係 |
仕事 | 新規開拓/飛び回って仕事を掴む/栄転 | 後手後手になる/妨害される/間に合わない |
対人 | 不思議な巡りあわせ/人懐こい人との出会い | 振り回す人がいる/けんかに注意 |
決断 | あれこれと考え過ぎず、決断を下して行動を | 望まぬ展開になりそう。決断は避けて |
ワンドのクイーン. QUEEN of WANDS
「ワンドのクイーン」は、溢れんばかりの魅力を表すカードです。右手にワンドを、左手にヒマワリを持つクイーンは、人々の視線を独占するほどの魅力を放っています。大胆に開かれた脚からは魅惑的な雰囲気も漂い、足元の黒猫は魔性も感じさせますが、このクイーンは温かい親切心に満ちています。また、強い芯があり裏表のない人物でもあるのです。
正位置の意味
keyword
[魅惑]
心にゆとりが生まれ、人を引き寄せる魅力も高まっている状態です。周りの人を思いやる余裕もあり、親切な行動を起こしたくなることもあります。
逆位置の意味
keyword
[身勝手]
「よかれと思って…」という状況に陥る暗示があります。無意識のうちにマイペースになり過ぎているのかもしれません。嫉妬や誤解に苦しむ可能性も。
その他キーワード
人望を集める/思いやるゆとりがある/甘えたくはない/頼られる/器が大きい/カリスマ性を発揮
その他キーワード
我が強くなっている可能性/可愛げがない/心の余裕がなくなる/嫉妬心や意地が強くなっている
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 率直さが魅力に/セクシーな魅力が高まる | 依存心が強い/思いやりの欠如/ジェラシー |
仕事 | 引き立てられる/公私の両立ができる | 同僚を妬む/仕事に飽きる/協力できない |
対人 | 相談に乗る/人の意見に耳を傾けて | 気遣いができない/人に対して辛口になる |
決断 | 周りのことも考えた決断なら自信をもって | 見栄や意地で決断をしようとしているかも |
ワンドのキング. KING of WANDS
「ワンドのキング」は、非常に強いパワーと情熱、それによって生まれるリーダーシップを表すカードです。玉座に座るキングは、いつでも立ち上がって動き出せるようにワンドを手にしていて、高い行動力と唯一無二の存在感を漂わせます。また、キングの足元に描かれているトカゲは、情熱と力の象徴です。
正位置の意味
keyword
[カリスマ]
心身に強烈なほどのパワーがみなぎり、強い信念で物事を成し遂げていく状況を示しています。孤独な戦いではなく、味方がたくさんいます。
逆位置の意味
keyword
[強引]
「どうしてもこうしたい」という思いが強くなり過ぎて、無意識のうちに強引になっている状況を暗示。その姿勢が批判を浴びることも。
その他キーワード
未来の成功を確信する/ツキが巡る/心に余裕が生まれる/リーダーシップを発揮/確固たる軸
その他キーワード
心が狭くなっている可能性/短気になっているかも/強い思い込み/無理なコントロール
解釈例 | 正位置 | 逆位置 |
恋愛 | 誠実な情熱/愛される/日々が輝く恋愛 | リスクがある/押しが強すぎる/急ぎ過ぎ |
仕事 | 独立や起業をする/プレゼンの成功 | ワンマンな人がいる/クレームに注意 |
対人 | 周りを引っ張る/刺激を与え合える | 気遣う余裕が必要/関係が深まらない |
決断 | 強い信念をもってブレない決断を | 偏見が強くなっている可能性あり。先送りを |
その他小アルカナ解説
大アルカナ解説
大アルカナ各カードの詳細解説
タロットカード無料占い
(※結果は大アルカナのみ)