石井ゆかりの星占い「2026年下半期、星はどう動く?」

2026年下半期に注目すべき星の動きについて、「石井ゆかりの星読み」より出張・空模様解説。
天体が織りなすストーリーを優しく翻訳してくれる、石井ゆかりさんのイメージの世界をお楽しみください。
目次
はじめに
こんにちは、石井ゆかりです。
2026年下半期は、火と風の時間です。
火が風に煽られて大きく燃え上がり、それが保たれる、といったイメージです。
2026年下半期 全体の空模様
「クレイドル」という形
木星は6月末に獅子座入りし、2027年7月末まで滞在します。
獅子座は火の星座で、同じく火の星座である牡羊座の海王星、土星と120度の位置関係となります。これだけでも非常に「熱い」配置と言えます。

さらに水瓶座の冥王星がこの木星に180度の位置関係となります。
冥王星自体がそもそも、地中のマグマのような熱を象徴する星、火星の「ハイアー・オクターブ」とされる星です。

天王星は水瓶座の支配星、水瓶座も双子座も、風の星座です。
5星の位置関係は「クレイドル」と呼ばれる大模様で、強風と強い火力、という象意が、幾重にも重なって増幅しあっているような状態、と読めます。

火の星座と風の星座
火は情熱、怒り、直観、正義、そして闘いです。
風はコミュニケーション、情報、関係、移動、知性を象徴します。
この配置からすぐ、中東やロシア、ウクライナで続く激しい戦闘を連想させられます。
土星と海王星が牡羊座への移動を完了したのが今年頭ですが、そこから戦乱は勢いを増し、世界中にその影響が広がっています。
日本でも石油の供給難を懸念する声が強まる一方、憲法改正の議論が活発になるなど、「戦争」の気配がじわじわと広まっている気がします。
一般に、戦争には情報戦とプロパガンダがつきものです。
闘いの前後や最中では、誰が正しいことを言っているのか、どの情報が正確なのか、どの情報が誰によってどんな意図で広められているのか、どんどんわからなくなります。すなわち、これは「風」です。

人工知能自体が人間にとっての大きな危機である、と警鐘を鳴らす研究者もいます。
人工知能もまた、「風」の管轄です。冥王星と天王星の120度という形は、端的にその危機の増幅を示しているようにも見えます。
多くの人が「人工知能はあくまで人間の道具である」と語りますが、道具の方がより速く、多く思考できるとすれば、その道具はいつまでも道具のままでいてくれるかどうか、大いに疑問です。

実際、技術の危険性よりも「相手国に先行し、勝利すること」を優先した結果、生まれたのが核爆弾でした。
危険性の叫ばれるものを「作らざるを得なくなる」のが戦争という状態だとすると、火が風を「煽る」状況というのもまた、成り立つのだなと思わされます。
また、7月から8月上旬は火星が天王星にかさなり、9月末から11月は火星が木星に重なります。
火星は逆行して来年春、獅子座に再び戻ってきます。

火星は文字通り「火」の星で、闘いの星です。
火に油を注ぐような配置とも言え、否が応でも危機的な雰囲気を感じずにいられません。
希望のありか
木星という星は確かに「膨張と拡大」の星なのですが、そもそも幸福の星であり、吉星であり、徳と善の星でもあります。
そして獅子座は、王者の星座です。
たとえば正義を重んじる徳の高いリーダーを求める動きが、ここでひときわ高まるのかもしれません。

さらに、冥王星が位置している水瓶座、その支配星の天王星、これが位置する双子座は、批判精神や公共心、社会変革、革命などと強く結びついています。
一般市民が集まって社会を作るとか、既存のシステムを批判して変更させる、などの動きを象徴します。
集中した権力や支配力を解体しようとする動きが、水瓶座や双子座の世界観の中に刻まれています。両方とも、自由の星座であり、反骨精神の星座なのです。

なにより、風の星座はコミュニケーションの星座ですから、対話によって闘いをおさめる方向に向かってくれれば、と願います。
個人の生活の中でも、怒りにまかせて他者に向けてリクツの暴力を振り回す、という選択もあれば、自分自身と闘うために理性と論理を用いる、という選択もあります。
どちらを選ぶかは、私たち次第、ということなのだろうと思います。
2026年下半期 星座別占いのご案内
2026年下半期が、それぞれの星座の人にとってどんな時間になりそうなのか、12星座別に考えてみました。
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