十二支「巳（へび・み）」の性格、恋愛傾向、仕事運、相性占い【四柱推命】

十二支の6番目の「巳（み・へび）」。
十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「巳」の担当月は5月。二十四節気の「立夏（りっか)」と「小満（しょうまん)」の時期です。
担当時間は午前9時〜11時の2時間。

「巳」の基本性格

派手に自分をアピールするタイプではありませんが、基本的に明るくて前向き、強い意志と自信を持って物事に向き合う性格です。しかも、思いつきや行き当たりばったりではなく、かなり細かい計画を立てるはず。そのパワーを発揮してこそ輝けるので、生活の中で目標を持つことがとても重要です。それから凝り性の一面もあり、趣味でもとことん細かいところまで突き詰めるでしょう。
ただそのこだわりの強さによって、誰かに言われたひと言をなかなか忘れられなくなることも。自分がこだわり過ぎているのだと考えると、心を軽やかに切り替えることができます。

十二支同士の相性は、現実的な側面（価値観、結婚後の生活、性生活など）における相性を示します。
相性がいい場合、ふたりの人生において発展性が生まれますが、相性が悪い場合には、感覚のズレが原因で生活面でうまくいかなくなることがあります。

「巳」から見た相性相関図

一般的に、「巳」と最も相性がいいとされるのは「申（さる）」です。ただし、この組み合わせは長く付き合うほどに関係に波が生じることもある、吉凶混在な相性とも言われています。
その次に相性が良いのは、西洋占星術のホロスコープ的に見て、自分と120度の関係にある「酉（とり）」と「丑（うし）」とされています。

「巳」と「子（ね・ねずみ）」の相性

こだわりを持って根気よく物事に取り組む｢巳｣と、俊敏な動きが持ち味の｢子｣。お互いに、自分のリズムを狂わされるような感覚を抱く相性です。しっくり来ないと感じることもあるはず。ただ、目的を共にすることで長所を活かし合う方法を見いだせるでしょう。また恋愛になると、社交性の高い｢子｣の行動に｢巳｣は嫉妬してしまいそう。たくさんコミュニケーションをとることで穏やかに付き合いやすくなります。

「巳」と「丑（うし）」の相性

｢巳｣が｢丑｣の隠れた能力を引き出したり、｢丑｣のおかげで｢巳｣がピンチから脱したりと、お互いに役に立つことができる相性。どんな関係であっても、お互いに｢唯一無二で欠かせない存在だ｣と思い合えるでしょう。恋愛になると、自分にはない部分を素直に認め合い、何でも打ち明け合って愛情を育みます。セックス相性も良く、夫婦になると物心ともに豊かな家庭を築いていけるふたりです。

「巳」と「寅（とら）」の相性

お互いに｢負けたくない｣｢プライドを傷つけられたくない｣という気持ちが強く出てしまう相性。ふたりとも相手の存在に一目置きつつも、距離を近づけようとするとトラブルが生まれやすいでしょう。いったん衝突すると、こじれやすいのも特徴。恋愛では、独占欲が満たされずに｢巳｣が不安な思いをすることも。どんな関係でもある程度の距離を置くのが無難です。

「巳」と「卯（う・うさぎ）」の相性

｢気が合う｣｢大切な仲間だ｣とすんなりと思える相性。真剣に物事を進めるときにはお互いの長所を活かし合い、遊びや趣味では楽しい空気が生まれます。また｢巳｣は、｢卯｣を通していろいろな人と知り合って人脈を広げていけるでしょう。恋愛になるとロマンチックな空気が生まれ、夫婦になればみんなが集まる賑やかな家庭を築くことができます。

「巳」と「辰（たつ）」の相性

楽しく一緒に過ごせるし、長所を引き出し合ったり短所を補い合ったりすることもできる相性。似通った価値観を持っているので、話し合いもスムーズです。どんな関係でも、ふたりとも気取らずリラックスして付き合えるでしょう。恋愛では、初対面から惹かれ合うことが多く、とんとん拍子で関係が進むので結婚まで辿り着くのも早いのが特徴です。

「巳」と「巳（み・へび）」の相性

お互いの気持ちが細かい部分まで手に取るようにわかるふたりは、知り合ってすぐに意気投合する相性。言葉にしなくても理解できることがたくさんあり、物事をスピーディーに進めていけます。恋愛も盛り上がり、夫婦になっても励まし合いながら人生を築いていくことができるでしょう。どんな関係でも、ライバル心を抱かないことが相性の良さを活かす秘訣。

「巳」と「午（うま）」の相性

ふたりとも、相手の能力や魅力を素直に認め合うことができて、すんなりと協力できる相性です。得意分野や個性は違うのですが、だからこそ絶秒なバランスがとれて居心地も良いはず。同じ目標に向けて、足並みを揃えて進んでいけるでしょう。恋愛では甘い空気が自然と流れてくるのも特徴。｢午｣にリードを任せるとさらに順調な交際になります。

「巳」と「未（ひつじ）」の相性

知り合ってすぐにグイグイ距離を縮めるわけではありませんが、徐々に近づきながら共通点を発見し、似ていることを嬉しいと思えるふたり。特に、お互いのこだわりを語り合うと理解や親しみがさらに深まる相性でもあります。恋愛感情が芽生えるとじっくりと愛情を育み、結婚すればどんなこともよく話し合う平和な家庭を築くことができるでしょう。

「巳」と「申（さる）」の相性

最初のうちはお互いに「楽しい」「良い刺激だ」と感じ、発展的な関係を築きやすい相性です。協力し合うことで高め合える素晴らしい組み合わせでもあります。ただし、ときにお互いが常識的ではない振る舞いをしてしまったり、恩を仇で返すようなすれ違いが起こってモヤモヤした関係性になってしまうことも。特に恋愛では、｢巳｣は嫉妬心を抑えることが重要。強い結びつきを活かすためにも、けんかをしたら些細なことでも言葉に出して謝ることで、より良い関係を築けるでしょう。

「巳」と「酉（とり）」の相性

お互いの夢や目標を実現させるための支え合いができる相性です。｢巳｣の夢を叶えるために｢酉｣が具体的な計画を立ててくれるし、｢酉｣が諦めかけたときには｢巳｣が粘り強さを発揮してサポートします。仕事では素晴らしいタッグを組み、友達なら大親友として長い付き合いができるでしょう。知り合ってすぐに恋心が生まれ、相思相愛でスムーズに結婚へと至る可能性も高いふたりです。

「巳」と「戌（いぬ）」の相性

お互いに似ていると思える部分があり、自然と気が合うふたり。助け合える相性でもありますが、特に｢巳｣にとって｢戌｣は困ったときに支えてもらえる心強い存在です。また｢戌｣も、ほかの人には話せないことも｢巳｣には打ち明けられるはず。恋愛は、友達関係から徐々に距離を縮めてスタートすることが多いでしょう。マンネリを打破できれば、幸せな結婚へと進んでいけます。

「巳」と「亥（い・いのしし）」の相性

違う部分が多く、正反対と言える部分も少なくないふたり。だからこそお互いを客観的に見ることができますが、ライバル心が生まれやすい相性なのでお互いに厳しくなります。傷つけ合う言動を繰り返してしまう場合も。パワーバランスとしては｢亥｣のほうが強いので、｢巳｣が悔しい思いをしながらも折れることが多いでしょう。関わり過ぎないことが大切。

十干と十二支が組み合わさることで、全60種類の「六十干支（ろくじっかんし）」が形成されます。この六十干支は、それぞれが陰陽の性質と異なる特徴を持ち、細やかな個性を生み出します。

六十干支リスト

この中で「巳」の性質を持つ組み合わせは5種類。異なる十干の影響を受け、同じ「巳」であっても少しずつ違う性格や運勢が現れます。
↓こちらのページで、ご自分の六十干支を確認してみましょう（自動計算あり）。

あなたはどの「巳」タイプ？