十二支「辰（たつ）」の性格、恋愛傾向、仕事運、相性占い【四柱推命】

十二支の5番目の「辰（たつ）」。
十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「辰」の担当月は4月。二十四節気の「清明（せいめい)」と「穀雨（こくう)」の時期です。
担当時間は朝7時〜9時の2時間。
どんな1年、どんな1日にしたいかなど、自身の成長を思い描いて制限のない純粋な希望を胸に抱く様子を表します。

「辰」の基本性格

細かいことにチマチマとこだわらず、おおらかな目で物事を見ることができます。ただ、軽々しく行動することはなく、高い理想に向かって誠実な姿勢で取り組み、どんな結果になっても寛大な心で受け止めるでしょう。そして、その度量の大きさとしっかりと主張できる強さを両立できるのも素晴らしい一面。
やや大雑把なとこともあり、それが失敗の原因になることも。また、感情のアップダウンが激しくて、それを正直に出すのも特徴です。ネガティブな感情を上手にコントロールできるようになると、明るさや包容力といった面もいっそう際立つでしょう。

十二支同士の相性は、現実的な側面（価値観、結婚後の生活、性生活など）における相性を示します。
相性がいい場合、ふたりの人生において発展性が生まれますが、相性が悪い場合には、感覚のズレが原因で生活面でうまくいかなくなることがあります。

「辰」から見た相性相関図

一般的に、「辰」と最も相性がいいとされるのは「酉（とり）」です。
その次に相性が良いのは、西洋占星術のホロスコープ的に見て、自分と120度の関係にある「申（さる）」と「子（ね・ねずみ）」とされています。

「辰」と「子（ね・ねずみ）」の相性

お互いに対して細やかな気遣いをしながら助け合えるふたり。｢辰｣の感情が大きくアップダウンしても、｢子｣はその波を上手に乗りこなしてくれます。また、｢辰｣は｢子｣が不安になったとき、おおらかに受け止めて安心を与えることができるでしょう。セックス相性も良く、カップルとして向き合う年月が長くなるほどに愛情も深まっていくはず。

「辰」と「丑（うし）」の相性

考え方が違う上にお互いに本音を隠すこともあるので、ストレスが溜まりやすい相性。お互いに｢振り回されている｣と不満を抱くこともあるでしょう。特に恋人や夫婦となると、ズレを感じる場面が多くなりそう。｢丑｣のほうが我慢を溜め込みやすい性格なので、｢辰｣から優しい言葉をかけたり思いやりを注いだりすることが大切です。

「辰」と「寅（とら）」の相性

つかず離れずの距離なら平和ですが、必要以上に関わるとトラブルが発生したり疲れてしまったりする相性。ふたりとも自分ペースで動くのが好きなタイプなので、足並みを揃えるのがストレスになるでしょう。どんな関係でも、役割分担を明確に。一気に情熱が盛り上がって恋が始まることもありますが、干渉し過ぎない付き合い方をするのが長続きの秘訣。

「辰」と「卯（う・うさぎ）」の相性

共感できることが少ないので、いまいち話が盛り上がらないふたり。するべきことも役割分担もハッキリしていれば、淡々と報告し合って物事を進めていけます。ただ、相談を始めるとギクシャクしそう。また、｢辰｣には｢卯｣が八方美人に見えてしまうことも。なかなか恋人関係に至らない相性で、夫婦になっても｢卯｣の真意がよくわからないかもしれませんが、｢辰｣がリードすれば平和に過ごしやすくなります。

「辰」と「辰（たつ）」の相性

お互いの短所が目についてしまう相性。自分の欠点を突き付けられているようで、居心地の悪い気分になることも多いでしょう。どんな関係でも、ついライバル心が強くなり過ぎてしまうのも特徴。それもあって、恋愛に発展しにくいふたりです。ただ、機嫌が顔や態度に出るなど、｢辰｣同士だからこそわかり合えることも。共感は素直に伝えると、良い協力体制も生まれます。

「辰」と「巳（み・へび）」の相性

｢辰｣の大胆さを、細やかな｢巳｣がしっかりとサポートしてくれて、物事が自然とすんなり進む相性。｢巳｣の存在は、｢辰｣にとって大きな心の支えになります。一方、｢巳｣のストレスを｢辰｣が解消できる一面も。お互いを支え合える関係なのです。恋人や夫婦になっても、お互いの存在を当たり前だと思わずに協力し合って長く平和に絆を育んでいきます。

「辰」と「午（うま）」の相性

｢辰｣が取り組みたいことに対して、｢午｣が画期的なアイデアや鋭い意見を出してくれるはず。それによって、一緒に物事を大きく発展させていける相性です。意見が違う部分もありますが、だからこそ新しい発想が生まれてよりスケールの大きなことができるはず。恋愛では、違う部分を素直に認めて惹かれ合うでしょう。

「辰」と「未（ひつじ）」の相性

細かいことを気にせずおおらかに物事を進める｢辰｣と、繊細で用心深い｢未｣。タイプが違い過ぎて、競争心や嫉妬心が生まれません。ひとつのことに取り組むときには、欠点を補い合って進めることもできるはず。恋愛関係になるほどに情熱が盛り上がることは少ないのですが、友達同士としてはお互いを高め合いながら温かい友情を育めるでしょう。

「辰」と「申（さる）」の相性

お互いの苦手分野を補って、助け合いながら発展できる相性。｢辰｣が大雑把に動いても、｢申｣が臨機応変に対応してくれます。また｢申｣が現実を見て諦めようとしているときには、｢辰｣が夢見るエネルギーを与えることができるはず。お互いを信頼し、高め合えるでしょう。恋愛でも、お互いの違う部分に惹かれ合い、セックス相性も良いので絆がすんなり深まります。｢申｣がたっぷりと尽くしてくれるはず。

「辰」と「酉（とり）」の相性

初対面から打ち解けたり惹かれ合ったりする相性。｢辰｣のアイデアを｢酉｣が実現可能な計画へと落とし込んでくれて、それぞれの長所や能力を活かしながら物事を進めていけます。恋愛では、｢酉｣が全面的に信頼してくれて、｢辰｣は包容力を発揮できるでしょう。夫婦になっても、魅力を磨き合い苦手を補い合いながら仲良く過ごせます。

「辰」と「戌（いぬ）」の相性

自由に世界を広げたい｢辰｣と守りの姿勢が強い｢戌｣。意見が合うことは少ないでしょう。どこか天敵のような感覚がありながらも、なぜか惹かれ合う相性でもあります。けれど、考え方や方向性がぶつかりやすく、けんかをすると長引くことも多いでしょう。それでも、共通のゴールがあるとお互いが良い刺激となって協力できる一面も。特に仕事では、｢辰｣の詰めの甘さを｢戌｣の粘り強さがカバーしてくれます。

「辰」と「亥（い・いのしし）」の相性

性格の違うふたりは、お互いの考えを理解できずに衝突することもあるでしょう。ただ、仕事などで共通の目的や目標があれば協力できます。また、違う性質を持っているからこそ、初対面から恋愛感情を刺激し合う場合も。恋人になってから｢思っていたのと違う｣と感じそうですが、そこから歩み寄り合う努力によって絆を深めます。｢辰｣がややリードしたほうがうまくいくでしょう。

十干と十二支が組み合わさることで、全60種類の「六十干支（ろくじっかんし）」が形成されます。この六十干支は、それぞれが陰陽の性質と異なる特徴を持ち、細やかな個性を生み出します。

六十干支リスト

この中で「辰」の性質を持つ組み合わせは5種類。異なる十干の影響を受け、同じ「辰」であっても少しずつ違う性格や運勢が現れます。
↓こちらのページで、ご自分の六十干支を確認してみましょう（自動計算あり）。

あなたはどの「辰」タイプ？