「乙未（きのとひつじ）」の性格、恋愛傾向、男女別の特徴【四柱推命】
四柱推命の日柱干支で占うあなたの性格。六十干支の32番目にあたる「乙未」の性格や恋愛傾向、仕事運について解説。
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目次
「乙未」は｢乙｣と｢未｣の性質を合わせ持つ
「乙未（きのとひつじ）」は、四柱推命の十干（じっかん）の「乙（きのと）」と十二支の「未（ひつじ）」が組み合わさったもの。
「乙」は五行の「木の陰」
「乙（きのと）」は、陰陽五行説における「木火土金水」の5つの気の「五行」を、陰と陽にわけた「十干（じっかん）」のひとつ。「乙」は「木の弟（と）」であり、陰陽では「陰」とされています。
しなやかに風に揺れ、踏まれても立ち上がり、根が枯れない草花を象徴します。
「乙」はどんな性質？
柔軟性や環境への適応力が高く、我慢強い性格です。仲間で集まって地面を覆う草花のように集団行動が得意です。反面、我慢し過ぎたり人をアテにしやすかったりする部分も。
「未」の季節は「夏の7月」
十二支の8番目の「未（ひつじ）」。十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「未」の担当月は7月。二十四節気の「小暑（しょうしょ)」と「大暑（たいしょ)」の時期です。
担当時間は午後13時〜15時の2時間。
「未」はどんな性質？
繊細・芯の強さ・用心深さなどの性質を備えています。
細やかな心で｢傷つかないように、また人を傷つけないように｣｢失敗しないように｣と考えながら動くタイプ。どこか控えめな印象も与えますが、しっかりと強い芯と意志を持っています。
「乙未」はどんな性格？
「乙未」の基本性格
臨機応変 気遣いができる 先見の明
｢乙｣の高い適応力と｢未｣の細やかさが合わさって、どんな状況にも臨機応変に対応できる性格です。
状況だけでなく人にも上手に調和していき、人を傷つけない細やかな気遣いもできるので、悠然と振る舞いながら自然と人の心をつかんでいることが多いでしょう。特に、年上や目上からは可愛がられます。ただ、ごく親しい人や身内に対してはワガママになったり雑になったりする一面も。それだけ心を許しているということでもあります。それから、先見の明があるのも特徴。粘り強く取り組んでいく力もあるので、｢これだ｣と思ったらすぐに取り組み、長く続けると大きな発展へとつながります。
「乙未」の恋愛傾向
誰かを好きになっても、焦ることがありません。ゆったりと構えて作戦を練るでしょう。ただ、アプローチ上手で相手の心を上手につかむので、のんびりしていても行動を起こせばスッと恋を手に入れます。交際が始まってからは、ワガママが出過ぎないようにコントロールが重要。愛情表現がややドライですが、それで相手が冷めてしまうわけではなく、｢油断できない｣と思わせる雰囲気の持ち主でもあります。
「乙未」の仕事運
鋭い先見の明と巧みな交渉術は、仕事をする上で大きな武器となります。どんな分野でも、｢チャンスだ｣と判断すればビジネスとして成功させてしまうだけの力があります。特に、ロングスパンで考えるべき仕事ほど成功率が高くなるでしょう。また、人と人をつないで成功することも。
金融業や貿易業、マスコミ関係や人材派遣などは適職。結婚相談所や塾などを経営するのも向いています。
女性の特徴
物怖じせずに物事に取り組んでいけるタイプ。どうなるかわからないことでも、｢なるようになる｣と踏み込み、器用に立ち回ります。整理整頓は苦手ですが、おおらかさの表れ。
男性の特徴
身内にはワガママが出やすいけれど、基本的におおらかな平和主義者で人と争いません。また、ピュアな精神の持ち主でもあり、好きなことには徹底的に没頭していくでしょう。
