「庚辰（かのえたつ）」の性格、恋愛傾向、男女別の特徴【四柱推命】
四柱推命の日柱干支で占うあなたの性格。六十干支の17番目にあたる「庚辰」の性格や恋愛傾向、仕事運について解説。
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目次
「庚辰」は｢庚｣と｢辰｣の性質を合わせ持つ
「庚辰（かのえたつ）」は、四柱推命の十干（じっかん）の「庚（かのえ）」と十二支の「辰（たつ）」が組み合わさったもの。
「庚」は五行の「金の陽」
「庚（かのえ）」は、陰陽五行説における「木火土金水」の5つの気の「五行」を、陰と陽にわけた「十干（じっかん）」のひとつ。「庚」は「金の兄（え）」であり、陰陽では「陽」とされています。
鉱物や金属、鋼や剣などのように、固く強い性質や鋭くとがったものを象徴します。
「庚」はどんな性質？
ストレートで正直者、スパッと潔い決断力に優れた一面もあり、現状維持よりも前向きに変化を起こすタイプです。ただ、頭で考える前に体が動いてしまうせっかちなところも。
「辰」の季節は「春の4月」
十二支の5番目の「辰（たつ）」。十二支にはそれぞれに方位や月、時間が割り当てられていますが、「辰」の担当月は4月。二十四節気の「清明（せいめい)」と「穀雨（こくう)」の時期です。
担当時間は朝7時〜9時の2時間。
どんな1年、どんな1日にしたいかなど、自身の成長を思い描いて制限のない純粋な希望を胸に抱く様子を表します。
「辰」はどんな性質？
穏やか・正直・大きなスケールなどの性質を備えています。
小さなことにこだわらないので少し大雑把ですが、寛大で誠実。高い理想を描くところがあり、｢こうしたい｣と思ったら自分の心に嘘をつかずストレートに行動を起こし貫きます。
「庚辰」はどんな性格？
「庚辰」の基本性格
コツコツ型 人情に厚い 責任感が強い
｢庚｣の努力を忘れない向上心と｢辰｣の高い理想を抱く一面が合わさって、まじめにコツコツとひとつのことを成し遂げるタイプです。
勤勉な上に道徳心が強いので、正しい道で努力を積み重ねていくでしょう。ただ、頑張っている姿を人に見せることは滅多にありません。また、普段の会話でも言葉足らずになったり心にもないことを言ってしまったりすることも。それで｢やる気がないのかも｣と誤解されたり、つかみどころがないと思われたりする場合もあるでしょう。けれど実際には、義理人情に厚くて、誰も見ていないところでも人助けができるし、するべきことはきちんとする責任感も強いのです。
「庚辰」の恋愛傾向
好きな相手にこそ雑に接してしまうこともありますが、実はしっかりと観察していて何かと手助けをしたり面倒をみたりします。やや不器用な愛情表現ですが、それが伝わる人とこそ幸せな恋愛ができるでしょう。特に、会話が上手で一緒にいてたくさん笑える人が理想。恋人同士になってからは、さり気なく相手のペースに合わせることができるし、毎日のように一緒にいたり連絡を取ったりするタイプでもあります。
「庚辰」の仕事運
年月をかけて磨かれながら、しっかりと伝統も守られている。そういった分野で活躍できる仕事運の持ち主。勤勉さや地道さ、一本の道を貫けるまっすぐさが光るのです。知識や技術を発展させながら次世代へ繋げていく仕事でも輝けるでしょう。
伝統工芸品や靴、鞄などの職人、大工、料理研究家、美容師などが適職です。医療関係や福祉関係、IT産業でも活躍できるでしょう。
女性の特徴
周りからどう思われるかを気にせず、マイペースでマイウェイを進んでいけます。ただ、放っておかれるとモヤモヤ…。ちょっとしたことでは慌てない落ち着きもあります。
男性の特徴
自分のやり方や美学をまっすぐに貫くタイプで、譲れない一線は頑として守ります。ただ場や礼儀を大事にするので、目上の人はキッチリと立てるし根がとても誠実です。
