元恋人は運命の人だった？「それぞれの理想の人」復縁占い。vol.4

この占いは、西洋占星術の「金星星座」を使用する占いです。

（「金星星座」とは、生まれた瞬間の金星が、地球から見てどの星座の方向にあったのかということ。）

金星星座が牡羊座の人が理想とするタイプは、心に表裏のない人物。また、自分自身が好きなら好き、嫌いなら嫌いとはっきりした意思表示をするタイプなので、相手にも同様のスタンスを求めます。
金星星座が牡羊座の人は、普段の言動がどうであれ、愛情面に関しては、激情とも呼べるエネルギーと欲望を抱いています。そのため好きな人には自分からどんどん近づいていって、熱烈なアプローチで相手の心を揺さぶります。そして、その直情的な部分が響いているのかいないのか、相手の反応が嘘のないものなのかを見ています。
逆に、気持ちを隠すタイプや、察してほしいと求めるようなタイプは敬遠します。恋愛は思考ではなく、本能でするものだと考えるからです。

金星星座が牡牛座の人は、愛する人とはじっくりと時間をかけて誠実な関係を築き上げていくのが、正しい愛の形と考えます。
そのため、長く一緒にいても気負わずにいられるのんびりとした人柄の人物に理想の恋人像をみるでしょう。いわゆる外柔内剛、物腰が柔らかく穏やかな雰囲気を醸し出していますが、内面は芯が強く誠実。また、周りに流されず、物事の達成まで忍耐強く続ける持久力も求めています。
金星星座が牡牛座の人の恋愛は、ある意味とても現実的です。パートナーと過ごす時間そのものを楽しみ、それを積み重ねていくことに喜びを感じるので、結果を重視してプロセスを一つ飛ばしにするようなせっかちな人物とは合わないのです。

金星星座が双子座の人は、友達の延長のようなあっさりとした恋愛関係を理想とします。普段は必要以上に干渉し合わず、会いたいときに会っておしゃれなデートと知的な対話を楽しむ……そんな関係が自分にとってベストだと思っているのです。
それをかなえてくれるのは、同じような価値観の持ち主。その上で、頭の回転が早く会話が上手な人を求めているでしょう。恋人同士という何でも話せる間柄だからこそ、有意義なコミュニケーションをして自分の視野や知識を広げていきたいと考えるのです。
そのため、話題が豊富で趣味や好みがある程度一致することも条件です。話が噛み合わない人との対話は疲れるし、スマートさに欠けるために敬遠しがちです。

金星星座が蟹座の人は、家族的な愛情と関係性をとても大切にします。本当に好きになってしまえば外見や性格の特徴などはさしたる問題にはなりません。
理想の恋人像は、誠実で一途、常に恋人をいたわる気遣いと思いやりを持ち、困っているときには自らを犠牲にしてでも助けてくれる人。また、お互いの家族や友人たちも含めて丸ごと大切にしてくれる、大きな愛を持つ人を求めているでしょう。
金星星座が蟹座の人の愛情は無償のものではなく、ギブアンドテイクの精神のもとに成り立っています。好きな人には徹底的に尽くして愛情表現をするのは、相手にも同じように愛してほしいという望みの裏返し。ただし、ふたりだけの世界に閉じこもるような関係性は求めていません。

金星星座が獅子座の人は、恋愛においては華やかなムードを好み、相手に多くを求めます。
たとえば、美しくセクシーな容姿やゴージャスな雰囲気、地位や収入に学歴などのスペック。自分的に満足の行く恋人が、自分を愛しているという状況が理想です。
また、そんな素晴らしい恋人を力強くリードしたいという欲求も持っています。つまり、人前ではキラキラ目立つけれど、自分の前でだけは従順な恋人でいてほしいのです。
さらに、基本的には相手にリスペクトされているのが大前提。一見わがままで見栄っ張りに見えても、その分内面も外見もストイックに磨く姿に関心を持ってくれないような人では、承認欲求が満たされず離れていくことでしょう。

多くの場合、人が理想の恋人像を語るとき、多くの場合は容姿やスペックなどにこだわって「あれもこれも」と望みますが、金星星座が乙女座の人は一味違った見方をします。「こんな人物は嫌」と受け入れられない条件をいくつか並べ、「それさえクリアしていれば」という消去法なのです。
たとえば、大雑把な人物は苦手。整理整頓ができないとか、態度や言葉遣いが粗雑だったりルーズだったりすると、二度と相手にしなくなります。
しかし実際には、金星星座が乙女座の人は本当に好きな人なら大抵のことを寛大に受け止め、相手の足りない部分はサポートする包容力があります。「これだけはダメ」というNGラインを双方が把握しておけば、幸せな恋を手にすることが容易いでしょう。

金星星座が天秤座の人は、さわやかで穏便な恋を望みます。感情をかき立てられるような強い刺激は敬遠し、スマートな付き合いを軽やかに楽しみたいのです。
理想の恋人像は、物腰や立ち居振る舞いに育ちのよさと品格を感じさせる人。優しく思いやりがあるけれど、むやみに他者の世界に踏み込まない、コミュニケーション上手に惹かれやすいようです。逆に、言動が強引で粗雑な人や、束縛や嫉妬など押し付けがましい人は全力で敬遠します。
しかし、理想のすべてを兼ね備えた人と巡り合うのはかなり難しいもの。月星座が天秤座の人は「なかなか理想の人物に出会えない」と嘆くことがしばしばありますが、出会い自体は多いので、相手に求めるものの妥協ラインを自分の中で決めておくことが幸せの鍵となります。

金星星座が蠍座の人は、恋人に対する理想というものがあまりありません。言うなれば、そのとき好きになった人が理想の人。多少の欠点があっても「あなたはそのままでいい」とおおらかに受け入れる、並々ならぬ包容力があるのです。
相手に求めるものがあるとすれば、自分と同じだけの愛や熱量。愛した分だけ、あるいはそれ以上に愛されたいと思うのは人の常ですが、その欲求がかなり強いほうだと言えるでしょう。ただ、非常に我慢強いところもあるので、思ったように愛されなくても限界まで受け入れてしまいます。
金星星座が蠍座の人は、控えめではあるものの内面に激しい情念を秘めているので、愛情表現がシリアスで重たいものになりがちです。また、事あるごとに嫉妬や束縛が顔を出すので、それを受け入れてくれる人こそが理想的な恋人像なのかもしれません。

金星星座が射手座の人が理想とする恋人像は、まずは聡明さと行動力を兼ね備えた、いわゆるデキる人でしょう。頭の回転が早くその場の状況をパッとつかんで行動を起こす機動力のある人物に惹かれます。
グズグズした展開が苦手で、お互いの気持ちが通じ合えばすぐにでも付き合いたいと考えるのも特徴。それだけに、恋愛面では性急で軽薄な人物に見られがちですが、単に人よりも直感的で迷いが少ないだけで、本人がその判断に後悔することはほぼありません。
また、これは理想というよりも条件ですが、嫉妬や束縛、過干渉をしないおおらかな人物でないと、どんなに相手を愛していたとしても、束縛や過干渉な人とは関係を長続きさせることができないでしょう。

金星星座が山羊座の人は、相手に求めるものは決して多くありませんが、その分「こうあるべき」というものが非常にはっきりしています。とにかく、誠実で素朴な人柄であること。これがクリアされていれば、他の部分は多少及ばなくても問題にはしません。
というのは、恋愛に対してどこか懐疑的なところがあり、好きな気持ちと信頼できるかどうかをイコールで考えないから。どんなに好きでも、相手の小さな嘘やごまかしが許せずに「裏切られた」とひどく傷つくのです。
金星星座が山羊座の人が本当に相手に求めるべきは、誠実さや実直さだけではなく、そんな疑り深く傷つきやすい心を温かく包み込んでくれる、大人の包容力なのかもしれません。

金星星座が水瓶座の人が思う理想の恋人像とは、精神的に自立している人。もともと、行動にも思考にも自由が確保されていないと不安になりやすく、束縛や干渉、依存を受けると一気に気持ちが冷めてしまうところがあります。そうなることを避けるために、相手とは一定の距離を置こうとするのです。
そのため、金星星座が水瓶座の人の愛情表現はなかなか理解されにくいのですが、実はとても大きく深く相手を包み込んでいます。そして、自身もそんなふうに相手に大きく包まれて、自由に泳ぎ回りながらその愛を感じたいと願っているのです。
感覚的にでもいいので、こうした一面をきちんと理解し、適度な距離を保ってくれる人と出会うことが、恋の幸せを得るための最短距離なのかもしれません。

金星星座が魚座の人は、恋愛に対して甘い夢と希望を抱き、それを現実にしていくパワーを持ち合わせています。恋の相手とは常に真剣に愛を語り合い、喜びも悲しみも共に味わい尽くしながら、さらに絆を深めていきたいと思っています。
そういったロマンティックな感覚を持つ人、あるいはその感覚を理解して受け止める包容力のある人こそが、理想の相手といえます。
逆に、面白がってその夢を壊す人、夢見がちだと嘲笑したり、現実を見ろと叱りつけたりするような人物には、近づかなくなるでしょう。当の本人に悪気はなくても、金星星座が魚座の人にとっては、本来持っている愛や生命力をいたずらに消耗させるばかりでなく、心に深い傷をつける天敵となります。